中山製鋼所、債権放棄の要請を否定

東証一部上場企業、中山製鋼所が債権放棄を要請したと報道されている。しかし、中山製鋼所は報道を否定している。上場企業のため、株価に大きく影響を与える要因であると思われるが、真相が気になるところだ。

中山製鋼所ホームページより

債権放棄要請の報道

中山製鋼所「私的整理」目指す 600億円の債権放棄要請
2012/11/29 10:19 【共同通信】
深刻な受注減から経営難に陥った東証1部上場の中堅鉄鋼メーカー、中山製鋼所(大阪市)が、三菱東京UFJ銀行など主要取引銀行に総額600億円程度の債権放棄を要請する方針を固め、各銀行と調整に入ったことが29日、分かった。12月中の合意を目指す。
中山製鋼所が、債権放棄を取引銀行に要請していることが報道されている。取引銀行の債権放棄の金額によっては、業績に大きな影響を与えるであろう。

企業が債権放棄を要請しているとすれば、取引先は、企業の倒産を意識したとしてもおかしくはない。非常に重要な話であるが、中山製鋼所は報道を否定している。

私的整理を否定

そのようななか、本日、一部報道機関において、弊社の私的整理での再建についての報道がなされましたが、これは当社が発表したものではなく、現時点で決まった事実はありません
中山製鋼所は、11月29日の報道で否定している。

東証一部上場企業であり、債権放棄を要請したかどうかという報道は、株価に大きく影響を与える事が予想される。

中山製鋼所は、債権放棄要請を否定したが、実際どうなのか気になる所だ。中山製鋼所 倒産危機について、債権放棄や増資の話が進んでいるようですので、関心のある方はご参照。

関連記事・:


0 件のコメント:

コメントを投稿

最近の記事
Google を含む第三者配信事業者は、Cookie を使用して、ユーザーのウェブサイトでの閲覧履歴に基づく広告を配信します。 Google 広告 Cookie を使用することにより、Google や Google のパートナーは当サイトや他のサイトへのアクセス情報に基づく広告をユーザーに表示できます。 ユーザーは広告のオプトアウト ページ
で Google 広告 Cookie を使用しないよう設定できます(また、Network Advertising Initiative のオプトアウト ページでも第三者配信事業者の Cookie の使用を無効にできます)。