シャープ営業黒字報道を否定

シャープは、営業黒字の業績や銀行が融資を検討していると報道されていますが、シャープの発表ではないと否定しました。シャープに関する報道は、株価に大きく影響を与えるものもあり、証券取引委員会が黙認なのか気になりますね。

シャープ業績発表の報道内容について説明

平成25年１月11日会社名シャープ株式会社　代表者名取締役社長奥田隆司
当社に関する一部報道について

本日、当社に関する一部報道がありましたが、これは当社が発表したものではありません。また、当社の業績に関する報道内容は事実ではなく、平成25年３月期第３四半期決算につきましては、２月１日午後３時に発表する予定です。

シャープの業績発表の報道に対して、シャープが公式見解で発表したものではないと否定しています。シャープの報道についてポイントは、以下の2点でしょう。

株価に関わるお金の報道であり、シャープが公式見解を発表する理由も納得できます。ただし、シャープの奥田社長は、営業利益が計画達成している事を発表しているうえに、全国紙の報道ですので何らかの裏づけはあるのではないでしょうか。

シャープは、増資報道でも同様のことがあった事を記憶している方は多いのではないでしょうか。

シャープの増資について報道があり、シャープが公式見解で否定する形です。株価に影響を大きく与えている報道ですが、証券取引委員会やシャープは何らかの調査に動くのか気になるところです。

シャープの報道を行っている全国紙の記者が、家族などを通して株取引を行っているのかどうかは、少し気になるところですね。

シャープは憶測の入り混じった報道に困惑を抱いている人は、多いのではないでしょうか。シャープ広報戦略はコンサルタント会社に委託、怪しい報道事例が多数あるように思えます。

シャープは営業黒字報道を否定していますが、同じ事例が多数あり、報道には注意が必要なのかもしれません。