ドコモのスマホ販売台数が増加
ドコモが販売台数が純減から純増に
シャープのスマホが、ドコモの販売台数増加に貢献していると日経新聞1月10日号が報道しているので見てみましょう。
スマートフォン(スマホ)の高機能化は携帯電話会社の契約数にも大きな影響を与えている。新規契約から解約を差し引いた昨年12月の純増減数はNTTドコモが前月の純減から一転、23万5100件の純増となった。 (日経新聞)シャープのスマホが、ドコモの販売台数増加に大きく、貢献していますね。
シャープ製とソニー製スマホが貢献
電池寿命を長くしたシャープ製や高性能カメラを搭載したソニー製スマホなどの人気がけん引した。(日経新聞)シャープ製のスマホについて、電池寿命が長くした点が強調されています。シャープはIGZOスマホ販売を発表していますが、これがNTTドコモの消費者の支持を集めたようですね。
通信各社の販売台数増加の動向
電気通信事業者協会(東京・港)が10日発表した12月の携帯電話・PHS契約数によると、KDDI(au)の純増数は23万9200件、ソフトバンクモバイルは27万4700件となった。(日経新聞)通信3社の販売台数増加について、見てみましょう。
- ソフトバンクモバイル販売台数増加 27万4700件
- KDDI(au)販売台数増加 23万9200件
- NTTドコモ販売台数増加 23万5100件
シャープのスマホが販売台数1位
ドコモのスマホが1位と2位
ドコモの回復は機能を高めた新端末の投入によるところが大きい。BCNによると12月のスマホ販売台数はソフトバンクの米アップル製「iPhone5 32GB」を抑え、ドコモの2機種が1位、2位となった。(日経新聞)ドコモの販売台数が急速に回復しましたが、シャープとソニーの2機種のヒットに支えられ、前月の純減から盛り返しています。
シャープの1位は電池寿命の延びが原因
1位はシャープ製「アクオスフォン ゼータ」で省エネ型液晶を搭載し、電池寿命を2日に延ばした。2位はソニーモバイルコミュニケーションズの「エクスペリアAX」で内蔵カメラの撮影機能を高めている。(日経新聞)シャープのスマホがドコモ販売台数に大きく貢献していますが、最大の要因は電池寿命のようです。シャープのアップルiPad液晶生産に不都合な真相は、新型液晶IGZOの性能が高すぎる事でした。しかし、シャープのスマホがヒットした事は、IGZOの潜在力を示したと言えるのではないでしょうか。
スマホの高機能化への対応が通信会社の利益を決める
契約増はドコモが通信回線を提供する米アマゾン・ドット・コムの電子書籍端末の日本発売が貢献している面もあるが、スマホの高機能化が通信会社の収益を左右する構図が明確になってきた。(日経新聞)ドコモのライバル企業である、ソフトバンクの孫正義は経営者の仕事として弱音を吐かない事を上げていますが、気付けば強力なライバルとなっています。
通信会社2012月末の契約台数の比較
12月末の携帯電話の総契約件数は1億2912万7300件で前年同月末比6.1%増となった。事業者別ではドコモが6098万8100件(同2.3%増)、KDDIが3681万7200件(同7.3%増)、ソフトバンクが3132万2000件(同12.5%増)だった。通信会社3社の契約台数を見てみましょう。
- ドコモの携帯電話の総契約件数6098万8100件 前年同月末比2.3%増
- KDDIの携帯電話の総契約件数3681万7200件 前年同月末比7.3%増
- ソフトバンクの携帯電話の総契約件数3132万2000件 前年同月末比12.5%増
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