シャープの格付けは、一気に6段階引き下げ。「シングルBマイナス」に下落しており、投資適格から外れており、市場からの安定的な資金調達は見込めない。
フィッチは、シャープのさらなる格下げの可能性についても言及している。それにも関わらず日本の報道機関は、直前まで出元不明のリーク情報で、ずっと楽観的に報道。
▲シャープ株報道の注意点 東電を超えるマスコミ買収 2012年11月1日
理由は簡単で、買収されているからである。シャープの広告宣伝費が、東電を超えていたことについては、報道を見るうえで十分に加味する必要がある。
CDSの推移
10月17日
▲シャープ倒産扱い CDS暴騰 転換社債暴落 2012年10月18日木曜日
10月29日
▲シャープ倒産回避 提携交渉 2012年10月30日火曜日
11月
シャープのCDSであるが、業績悪化と提携交渉失敗で、一気に上昇。マスコミから、よく分からないリークが相次いで、CDSの数値の低下が見えたものの、フィッチの格下げにより再度、300bpも急上昇している。フィッチは、シャープ格付けの、さらなる格下げも示唆しており、倒産する可能性がますます高まったのではないだろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿