名古屋 福岡 札幌で上場廃止へ
シャープは、名古屋、福岡、札幌の3証券取引所における株式の上場廃止申請に関するお知らせをプレスリリース。上場廃止について、告知していた。上場廃止の理由について、下記の通りに述べている。名古屋、福岡、札幌の3証券取引所における当社株式の取引は僅かであり、上場廃止による株主及び投資家の皆様への影響は軽微であると判断したため。上場廃止により浮くコストは、年間100万円~200万円と言われている。シャープほど知名度のある企業であれば、特段、上場する必要はないであろう。それでも、証券取引所関係者にとっては衝撃だったのではないだろうか。
今後も業績悪化で続出しそうな気配すらある。
上場廃止の背景 経営悪化
シャープが上場廃止を申請した背景は、業績の不振があげられる。シャープは、中間決算で4000億円の赤字を計上しており、経費削減は待ったなしの状況が続いている。シャープCDSは暴騰しており、シャープ倒産の可能性は94.9%と報道されている。ブルームバーグは、この報道の影響の大きさを考慮したのか、削除してしまった。画面を保存してあるので、上記ご参照。
シャープ株は買いか、目標株価が下げられており、その判断も難しい。シャープの中間決算4000億円の赤字と比較すると、シャープ株の上場廃止を3取引所で行う事で浮くコストは僅かなものだ。そうだとしても、シャープは、目の前のできる事を一つずつ行っていくしかない。
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