日本直販 倒産の影響と番組

日本直販、倒産の影響がテレビ局の番組に表れている。対応を見る限り、テレビ局は事前の兆候をキャッチできていなかったのであろうか。テレビ局の業績への影響も、少し気になる所だ。


日本直販、倒産の原因について会計的な側面から考察を書いた。日本直販の粉飾決算の原因はデリバティブもありそうだ。

上記は、日本直販と銀行とのやり取りが中心である。

今回の報道は、日本直販倒産の影響が、テレビ局(取引先)にも表れていると報じられている。テレビ局は、報道を見る限り、バタバタしているようであるが、事前の連絡や兆候を掴む事がほとんどなかったのであろうか。

テレビは急遽対応に負われる

日本直販破綻 「CMどうすれば…」テレビもラジオも対応に追われる

朝の情報番組「スッキリ!!」など3本の番組に総通のCM枠がある読売テレビ放送は急遽(きゅうきょ)、きょう12日からACジャパンの公共広告に差し替えることを決めた。
日本直販倒産の影響が報じられている。その一覧について、リンク先の情報をまとめた。

テレビ番組 CM枠あり


  • 読売テレビ放送 「スッキリ!!」など3本の番組 12日から公共広告に差し替え
  • 関西テレビ フジテレビ制作の「とくダネ!」 対応検討中
  • 朝日放送 テレビ朝日制作の「モーニングバード!」  対応検討中
  • TBS「ひるおび!」(?)

CM枠ありのTV局の中では、読売テレビ放送の対応が早かったようだ。他の2社についても、ACジャパンの公共広告に差し変わるのかもしれない。


テレビ番組 自主制作のCM枠なし

  • 毎日放送 TBSの「ひるおび!」

産経新聞の報道では、自主制作のCM枠がなしとの表現になっている。TBSの「ひるおび!」からCMを含めて配信されており、TBSの対応待ちということなのだろうか。

ラジオ番組


  • エフエム大阪(大阪市浪速区)など「ジャパンエフエムネットワーク」(JFNC)に出資
  • 全国のFM局に総通提供の「FMラジオショッピング」を配信
  • 広告代理店を通じ、総通から「来週以降も番組を続けたい」との連絡あり


FMラジオショッピングについては続ける意向のようだ。

日本直販の倒産の影響が、テレビ局を中心に及んでいるようだが、事前の兆候はなかったのであろうか。今後、日本直販のより細かい続報がでてくるのであろうが、デリバティブについても気になる所だ。仕組債であれば奈良の事例があるので、興味がある方はご参照。

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