日本直販、倒産の原因について会計的な側面から考察を書いた。日本直販の粉飾決算の原因はデリバティブもありそうだ。
上記は、日本直販と銀行とのやり取りが中心である。
今回の報道は、日本直販倒産の影響が、テレビ局(取引先)にも表れていると報じられている。テレビ局は、報道を見る限り、バタバタしているようであるが、事前の連絡や兆候を掴む事がほとんどなかったのであろうか。
テレビは急遽対応に負われる
▲日本直販破綻 「CMどうすれば…」テレビもラジオも対応に追われる朝の情報番組「スッキリ!!」など3本の番組に総通のCM枠がある読売テレビ放送は急遽(きゅうきょ)、きょう12日からACジャパンの公共広告に差し替えることを決めた。日本直販倒産の影響が報じられている。その一覧について、リンク先の情報をまとめた。
テレビ番組 CM枠あり
- 読売テレビ放送 「スッキリ!!」など3本の番組 12日から公共広告に差し替え
- 関西テレビ フジテレビ制作の「とくダネ!」 対応検討中
- 朝日放送 テレビ朝日制作の「モーニングバード!」 対応検討中
- TBS「ひるおび!」(?)
CM枠ありのTV局の中では、読売テレビ放送の対応が早かったようだ。他の2社についても、ACジャパンの公共広告に差し変わるのかもしれない。
テレビ番組 自主制作のCM枠なし
- 毎日放送 TBSの「ひるおび!」
産経新聞の報道では、自主制作のCM枠がなしとの表現になっている。TBSの「ひるおび!」からCMを含めて配信されており、TBSの対応待ちということなのだろうか。
ラジオ番組
- エフエム大阪(大阪市浪速区)など「ジャパンエフエムネットワーク」(JFNC)に出資
- 全国のFM局に総通提供の「FMラジオショッピング」を配信
- 広告代理店を通じ、総通から「来週以降も番組を続けたい」との連絡あり
FMラジオショッピングについては続ける意向のようだ。
日本直販の倒産の影響が、テレビ局を中心に及んでいるようだが、事前の兆候はなかったのであろうか。今後、日本直販のより細かい続報がでてくるのであろうが、デリバティブについても気になる所だ。仕組債であれば奈良の事例があるので、興味がある方はご参照。
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