証券会社が目標株価引き下げ
11月7日に、証券各社レーティングでシャープは、メリルリンチが143円から115円に引き下げた。既に、11月2日に証券各社レーティングでシャープは、モルガンスタンレーが150円から130円に引き下げた。シャープは、中間決算で4000億円の赤字を計上。市場に発表していた業績予測は、2度目の下方修正が行われている。証券会社の目標株価引き下げに影響を与えた事を否定できない。
シャープのCDS
シャープのCDSは暴騰、倒産寸前の扱いが続いている。11月に入っても、高い水準を維持しており、シャープ倒産の可能性 確率は94.9%と報道されている。おそらく、現在の高い水準のCDSから、5年以内のデフォルトの確率を割り出したものであろう。シャープ格付については、銀行の社内格付格下げ、フィッチが格付格下げ、S&Pが格付格下げといった格下げが相次いで報道されている。
今回、大手外資系証券会社がシャープの目標株価を引き下げた。シャープの業績と取り巻く環境を見る限り、目標株価引き下げは妥当な判断ではないだろうか。
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