栃木県がシャープ社員に緊急相談会を実施
▲シャープ株式会社栃木工場の事業縮小に伴う緊急相談会の開催について2012年12月14日発表
栃木県では、シャープ株式会社栃木工場の事業縮小及び関連企業における雇用調整等による離職者等を対象とする緊急相談会を下記のとおり開催します。経営再建中のシャープであるが、リストラの影響を受けた社員を中心に緊急相談会を実施するようだ。
シャープ栃木工場が対象
- 日時 平成24年12月21日(金曜)10時~12時、13時~16時
- 場所 矢板市勤労青少年ホーム(矢板市末広町3-2)
- 主催 栃木県、栃木労働局、ハローワーク矢板、矢板市
- 対象者 シャープ株式会社栃木工場の事業縮小による離職者等
対象者は、シャープ栃木工場の事業縮小による離職者等が対象となっており、離職者以外の相談も可能とホームページには書かれている。予約も不用のようだ。
シャープ社員はリストラに殺到
今回、シャープ栃木工場の離職者を中心に、相談会が実施されている。この背景には、シャープ社員が今後を考えてリストラに殺到、退職者の募集を途中で打ち切ったなどの事情がある。シャープ社員の応募が殺到。11月14日まで募集を行っていたが、11月9日に打ち切らざるをなくなった。希望退職の対応に約280億円が必要と見込んでいるようだ。シャープは、リストラへの応募人数が多いため、募集の打ち切りを行っている。つまり、離職者以外にも、離職を考える相当な人数がいそうだ。
さらに、シャープ取引先企業の特徴を見ると、生産拠点のある栃木県は取引企業の数が多い。栃木県は、シャープのリストラの影響を受けた離職者の面談を、栃木で行うようだ。シャープの経営不振が地域経済に影響が大きいことを示唆しているのであろう。
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