売却するのかは不明
▲シャープ、鴻海に海外3工場売却 譲渡550億円で最終調整2012.12.1 07:39
シャープが台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業と協議していた海外3カ国のテレビ組立工場の売却交渉で、両社が大筋合意したことが30日、分かった。シャープ報道の毎回の事であるが、どうやら、今回も本当に売却するのかよく分からない。提携報道の真相が、片山会長の周囲からのリークであった点を考慮する必要がある。
シャープ関係者のリーク
北米向けの大型テレビを生産しているメキシコ工場は、すでに一部のラインで鴻海から受託生産を行っている。「鴻海が3工場の中で最も買い取りに意欲的」(シャープ関係者)な拠点だという。報道について、細かく見てみると「シャープ関係者」の文言があり、リークの可能性が濃厚だ。正式決定してから発表すべきと思うのは、管理人だけであろうか。それとも、倒産か買収の瀬戸際に追い込まれて方針を変えたということなのだろうか。
工場の売却益は不明
売却対象はメキシコと中国・南京市、マレーシアの3工場で、譲渡価格は550億円程度の見通し。今年度中に正式な譲渡手続きを行う方針で、シャープは工場の売却益を元に財務状態の改善を急ぐ考えだ。譲渡価格は550億円程度、売却益の金額、いつ現金が手元に入るのかは報道されていない。
これでは、財務状態がどのようにして、改善されるのかも不明だ。
シャープがホンハイに工場売却という話が浮上しているが、現状、正式発表ではない。財務への影響も限定的に留まりそうだ。
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