シャープ株価が10%以上の高騰
シャープの株価が急騰している。シャープ株が2ヶ月ぶりの高値の200円を12月7日に突破した。株価の続伸が続いていたが、今日の株価は260円を突破した。
この株価は4ヶ月ぶりの水準であり、シャープの再建に対して一時期の不安が和らいだからであろうか。
4ヶ月ぶりの高値
シャープのチャートについて、見てみよう。2012年8月に入って株価が一気に下落している事が分かる。その後、シャープ株価の低迷が続いている事も、上記を見ると鮮明だ。
シャープ株の出来高がトップクラス
シャープ株の出来高に注目すると、首位であるみずほFGとほとんど変わらない出来高であり、トップクラスの水準だ。シャープ株の前日比株価が注目されていることが、出来高上位の銘柄を比較すると鮮明だ。パナソニックの業績悪化も、社会的に注目を集めていたが、パナソニックの株価は円安で上昇期待があった。出来高を見ると、パナソニックの株価も大きく値上がりしている。
業績悪化懸念のあった企業の買戻しと、円安による業績の上昇期待が生まれたのかもしれない。
シャープ株についての注意点
シャープ株は、連日の提携や出資発表なども株価の高騰に繋がったと思われる。一つ注意点があるとすれば、シャープ報道はマスコミに多額の広告費を支払っている事に注意する必要がある。シャープの株価は、260円の高値に4ヶ月ぶりになっており、出来高もトップクラスであり市場の注目を集めている。ただし、シャープの財務体質が劇的に改善しているわけではなく、シャープが倒産か買収の瀬戸際に立たされていることに変わりはない。
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