河合商会 破産手続き開始決定
▲鉄道模型(Nゲージ)で知られる玩具卸【続報】株式会社河合商会 破産手続き開始決定受ける 負債1億6000万円
「東京」 (株)河合商会(資本金1000万円、足立区保木間3-36-7、代表河合明氏、従業員10名)は、東京地裁へ自己破産を申請していたが、12月5日に破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人は三原崇功弁護士(千代田区日比谷公園1-3、電話03-5251-4141)。債権届け出期間は2013年1月4日までで、財産状況報告集会期日は3月7日午前11時。河合商会は、10月に自己破産を申請していたが、今回それが認められた形だ。河合商会は、鉄道模型Nゲージで有名な会社だ。
河合商会が倒産した原因
河合商会の製品には、熱心な愛好家がいるため、業績は安定するように思える。では、河合商会の倒産の原因が何であったのか見てみよう。リーマンショックと円高の影響 売上げが3分の1以下に
- 2003年8月期 売上高 約9億円
- 2009年8月期 売上高 約2億4000万円
- 2011年8月期 売上高 約2億5000万円
河合商会は、アジア向けの輸出に力を入れていたが、リーマンショックにより、需要が急速に減少したようだ。さらに、為替の円高が続いた事で、輸出競争力を喪失したのであろう。
河合商会が自己破産した理由は、リーマンショックにる需要減少と円高による価格競争力の低下であるだろう。粉飾決算を行っていたかどうかについては今のところ、報道はないようだ。
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