外資系証券会社の予想に目を転じると、現在の株価水準では、完全に外している事が分かります。株価の予想は、非常に困難である事を象徴するものではないでしょうか。
証券会社は目標株価を下げたところ
株価を購入するのかどうか検討する際に、証券会社が目標株価を参考にする人はいると思います。シャープ株は買いか見ると、目標株価を下げている証券会社が多いことに気付きます。- 11月2日モルガンスタンレーが150円から130円に引き下げ
- 11月7日メリルリンチが143円から115円に引き下げ
もちろん、この水準は11月頃の株価低下局面から判断したものであり、シャープ株価が値下がりすると考えていれば妥当であるのかもしれません。
今の株価は一時的なものかもしれませんが、外資系証券会社の目標株価を2倍以上、上回っているのが分かります。
シャープ株 3ヶ月の値動き 12月26日
シャープ株の3ヶ月間の動向を簡単に見ると、上記のようになっています。
外資系証券会社は、シャープの株価を100円前半であると、予想していますが、証券会社が予想を引き下げた後に、その水準まで下落しているようには見えません。
むしろ、発表以降、シャープ株が高値の状況が続いており、12月頃に政権交代期待が生まれると、一気に上昇している事が分かります。
シャープ株 1週間の値動き 12月26日
シャープ株価ですが、350円前後の値段をつけた後に、266円になりました。しかし、ここにきて一気に値上がりしています。
シャープ株は、2012年10月17日の年初来安値は142円なので、シャープ株価が2倍となっている事が分かります。
シャープ株 1日の値動き 12月26日
2012年12月26日、シャープ株のチャートを見ると、午後になってから300円のラインを突破している事が、分かります。シャープ株の年初来安値は、2012年10月17日の142円であり、その時の株価水準を考えると、証券会社が11月初旬に100円前半の株価予想は妥当であったのかもしれません。
しかし、シャープ株の買いがすごいことを考えると、証券会社が予想を外したと言えるのではないでしょうか。無論、今後の株価がどうなるか分からないのは、言うまでもないですね。
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